2011年3月の東日本大震災直後より、三菱ケミカルホールディングス(MCHC)グループとして義援金を提供したほか、三菱化学として携行型太陽電池充電器などの自社製品提供や従業員による募金活動、所有地の仮設住宅用地への提供など、被災地や被災者、復興作業を行う方々への支援活動を実施しています。
また、長期的な支援活動の一環として、MCHCグループの従業員が行うボランティア活動の支援を行いました。これは、NPO法人「ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)」の活動に参加する形で実施したもので、三菱化学からは120名が参加しました。気仙沼、陸前高田、大船渡、釜石の各エリアにおいて、支援物資の搬送や仮設住宅への引越しのお手伝い、地元の漁業復興支援活動、被災者のニーズのヒアリングなど、さまざまな作業に携わりました。参加者からは、「会社の支援により参加しやすかった」「報道と被災地の状況の違いを感じた」「MCHCグループの他事業会社の従業員との間でコミュニケーションをとりながら活動ができた」などの感想が寄せられました。
そのほか、グループ会社である菱化システムが、東京において専門分野のシステム設計や打ち込み作業を実施し、南三陸町歌津漁協の災害復旧報告書作成をサポートしました。同社従業員からは、「NPOから『漁協の方が楽になったと喜んでいた』との報告を聞き、お役に立てたことをうれしく思うとともに、今後も微力ながら被災地支援を続けていきたい」との声がありました。
さらにMCHCグループでは、今後もグループ全体で継続的に東日本大震災の被災地への支援を実施していけるよう支援内容について検討を行っています。その一環として、当該支援を連携して行っているNPO(ピースウィンズ・ジャパン)をお招きし、「これまでのボランティア活動の成果と今後の活動について」と題して説明会を開催しました。当日は約60人の方が参加し、これまでのボランティア活動の成果についての説明や今後の支援活動についての意見交換を行いました。三菱化学は、これからも被災地の皆様やNPOなどとコミュニケーションをとりながら支援活動に取り組んでいきます。
社員による震災ボランティア
ボランティア活動説明会
2011年度MCJDA授賞式
2011年度MCJDA大賞受賞作品
研修の様子
研修生との交流の様子




出前化学実験教室
(鹿島事業所)
鹿島事業所では、地域の皆様とのコミュニケーションを図ると同時に、楽しい化学実験を通じて、次世代を担う子どもたちに化学や理科への関心をもってもらうため、事業所が立地する茨城県神栖市内の小学5年生を対象に、2000年から「出前化学実験教室」を開催しています。
2011年度は、2012年1月から近隣小学校4校で「空気は力持ち」というテーマの化学実験を行いました。ビニール袋とストローで作成したエアージャッキに息を吹き込むだけで担任の先生をもち上げられるなど、普段は目で見ることができない空気の力を体感するさまざまな実験を行いました。子どもたちは、次々と起こる不思議な現象に驚きながら、講師役の三菱化学・開発研究所の従業員とともに、熱心に実験に取り組みました。