
三菱化学グループが日々の事業活動を継続的に行っていくためには、原材料のサプライヤーやプラントのメンテナンス会社、物流会社、構内作業協力会社など数多くのお取引先の協力が不可欠です。
三菱化学は、すべてのお取引先は事業遂行のパートナーであるとの基本認識のもと、互いに信頼関係を育み、お取引先とともに持続的に成長していくことをめざしています。また、「購買方針」を定めて、公平で公正な取引の実践に努めています。三菱化学は、2008年4月に定めた「下請法遵守ルール」に則り、取引を行っています。この「下請法遵守ルール」は、下請法を遵守するための体制を明確化するとともに、下請法の趣旨や適用対象、発注や支払いなどの業務における遵守事項を具体的に定めています。
2011年度は、「下請法遵守ルール」で定めた事項の徹底を図るため、社内勉強会以外に社外講座の受講を推進しました。また、事業所購買部門に対する監査を実施し、下請法が遵守されていることを確認しました。2012年度も、勉強会や監査を引き続き実施し、下請法の遵守に徹底していきます。三菱化学は、お取引先とともにCSR活動を推進し、持続可能な社会づくりへの貢献をめざしています。その一環として、お取引先にご協力いただき、製品に含有される化学物質の情報を確実に管理・伝達する「グリーン情報管理システム」を2006年に構築しました。また、同年「購買方針」を定め、お取引先との公平・公正な関係の構築に努めるとともに、お取引先にCSRの取り組みを推進していただくよう要請してきました。
2010年度は、「CSRお取引先説明会」を実施し、(1)三菱化学のCSRの考え方、(2)お取引先のCSR推進、(3)三菱化学のCSRの考え方や活動に関するCSRアンケートへのご協力について、原材料メーカー170社にご説明しました。今回の説明会には、当社グループ会社の日本ポリケム社、ダイヤ資材社のお取引先にもご出席いただきました。
CSRアンケートは、説明会にご出席いただいた170社を含め、当社購買部および事業部所管の購買の購入代金90%以上を占めるお取引先に対して実施しました。当社お取引先からの回収率は90%以上で、36点満点中平均34点という結果でした。さらに、資材関係のお取引先にも同様のアンケートを行い、三菱化学と三菱化学エンジニアリング社を合わせて400社にご協力をお願いしました。なお、アンケートの回答で高得点の会社を中心に6社を訪問し、CSRの推進状況の確認と情報交換を実施しました。
2011年度の「お取引先説明会」では、(1)三菱化学KAITEKI活動の取り組み内容、(2)三菱化学グリーン管理運用の見直し内容、(3)お取引先のグリーン調査回答へのご協力について、原材料メーカー253社にご説明し、新しいグリーン調査システムへの移行を開始しました。
今後はCSR調達を中心にヒアリングする会社を選定するほか、CSRアンケートの回答結果に基づき、当社よりお取引先に集計結果をフィードバックしながらCSR活動をさらに推進していく予定です。特にアンケートで得点の低かったお取引先の仕入先へのCSR調達の推進は、サプライチェーンにおけるCSRの取り組みとして、今後もお取引先へ推進の働きかけを継続していきます。
研修会におけるグループ討議