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| 『本の街の音』は、世界屈指の古本屋街「神保町」をテーマに、本と街と音をビジュアルで結んだ作品です。神保町の古本を原料とした和紙に、神保町の古い建物を五線譜で立体的に表現したグラフィックを印刷しました。音楽は、建物のイメージで制作したオリジナルのピアノ曲です。視覚、触覚、聴覚を通して、本を取り巻く人々の生活が折り重なってできた、この街の面白さを伝えます。 |
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| 個性豊かで勢いのある作品が揃った中、懐の深い世界観を見事にプロダクトに落とし込み、突出した完成度をもって審査員一同から揃って高い評価を得た作品です。人々の営みと溢れるモノ、相互に、複雑に関係しあいながら重ねられていく歴史、一連の「街の息吹」ともいうべき喜びが壮大なスケールで展開され、視覚、触覚、聴覚、五感全体を通じて見る者に迫ってきます。歴史を紐解いていく緻密な調査研究と古本を再生和紙として漉き直す丁寧な作業、その過程で蓄えられ蒸留されたに違いない街の息吹、それらを立体的な楽譜に広げる豊かな発想と確かな技術…非常にクオリティの高い諸要素が共鳴しあいながら、全体としてひとつの優れたインスタレーションデザインに結実しました。非常に完成度の高い、見事な佳作です。 |
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『本の街の音』は、自分の置かれていた環境に感謝を込めて制作しました。このような作品を選出していただき嬉しく思います。作曲をしてくださった音楽環境創造科の16名の方をはじめ、先生方、神保町の皆様、あきる野の皆様、協力をしてくださった多くの皆様に感謝申し上げます。真っ暗闇の中を手探りで歩いているような今の私の状況ですが、これを機にとりあえず、自分のいきたい方向を信じてみようかと思います。 |
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