 |

 |
 |
 |
 |
 |
 |
| これは「スイッチ」の“感情値”のかたちである。感情値とは、工業製品が人間に見せる生命体的な表情である。「o・p・portunity」は、人間が製品に触れる時の接触面であるスイッチに動物的な仕草を掛け合わせ、感情値のかたちを表現した。例えば、突起しているスイッチを押そうとすると、亀の頭のようにそれを引っ込めるのである。このように、人がそれに触れようとすると、思わず笑ってしまうような反応を返してくる。 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
| オポチュニティーとは、好機や機会という出会いの断面を捉える意味のようで、作者は、抽象的な無言のサーフェイスが、ひとの気配や接触によって表情を変え、そこで感じる心のイロイロを参加型造形としてデザインする。作品は、パラレルな5つのフェースそれぞれに、感性的共振価値を布置する。換言すれば、環境や道具に仕組まれる情報(表情)との接点をコミュニケーション・ポイント(きっかけのかたち)として定位させ、表現接触表面のありようを呼吸体としてユニークに表現している。(尾登 誠一) |
|
 |
 |
 |
 |
 |
| 動かないものとして捉えがちなモノに対して、ヒトが感情移入が出来るような、動きをとり入れたユニークなデザインが感動的です。モノとヒトとの係りに、これまでとは違った視点を入れたことを、高く評価します。今後はさらなる飛躍を目指して、新しいモノづくりに挑戦されることを期待しています。 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
学生最後の作品に、このような賞を頂き大変嬉しく光栄に思います。「工業製品に新しい要素を付加させることで、新たな機能や表情が生まれる」というのを、『アタッチメントデザイン』と名付けてこれまで展開してきました。私の作品を通して、モノに感情を抱いてもらえると嬉しいです。学生の間に培った、デザインへの考え方やものづくりへのワクワク感はこの先も大切にしていきたいと思います。 |
|
|