AWARD 2012 アワード 2012
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受賞作品発表『榮久庵憲司賞』

風火輪

于 冠一(武蔵野美術大学 造形学部 工芸工業デザイン学科)
プロダクトデザイン
風火輪
風火輪
制作意図
人間の成長に合わせて進化する軽EVモビリティの提案です。未来のスマートシティでは、短時間・短距離移動が主流となり、伝統的な四輪モビリティより、軽やかで素早く移動できる軽モビリティが多用されることが予測できます。この軽EVモビリティは、ユーザーの身長や体重、感覚などの「生理上の変化」と、習慣、センス、価値観などの「精神上の変化」にあわせて、骨格や操作方法、走り方などを変化させられるため、汎用性が高く、長く大切に使うことができます。自転車とバイクの中間で、整備も簡単な、身体に近い存在です。
担当教官推薦コメント
2輪車のダイナミックな特性を、従来の延長上ではない新たな骨格と電気モーターを基に、斬新な造形にまとめた。乗り手の身体の成長に合わせ変化する骨格や、運動特性をも変えられるコンセプトは持続性ある世界観を提案しおもしろい。造形は軽やかで、マッシブであり、走りのダイナミズムを表現している。薄い造形要素から成る有機的なフォルムを具現化するために3Dデーターを作製し、正確な造形を進めた点も高く評価する。(稲田 真一
審査員選評
「風火輪」という言葉と作品から感じるギャップに多少考えがまとまらなかったことは事実です。天災など、自然現象は辺り構わず起こる性質を持していることが凄いところです。作品には“風火”という自然を激しくは感じられませんが、「EV」を用いたところが実に未来的です。視覚の点からも、EVにもっとアプローチしたらどうでしょうか。電気の力でバイブレーションや音を想像することも大切です。「EV」は可能性に満ち満ちています。
作者の受賞コメント
于 冠一 この度、MITSUBISHI CHEMICAL JUNIOR DESIGNER AWARDにおいて、審査員特別賞である榮久庵憲司賞をいただき、大変光栄に思います。心より感謝申し上げます。プロダクトデザイナーとして最高の栄誉を獲得し、学生時代を素晴らしい形で終えることができました。さらに、デザイナー生涯における、夢のようなスタートになりました。これからも、精一杯、斬新な作品を生み出し、もっと元気で幸せな世界を築くために力を尽くしたいと思います。
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