AWARD 2012 アワード 2012
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一次審査通過作品
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コミュニケーションデザイン
日本画3D -速水御舟-
日本画3D -速水御舟-/高田 真央(京都嵯峨芸術大学 芸術学部 メディアデザイン学科)
速水御舟の日本画である「菊華之図」「池上小戯」「炎舞」「翠苔緑芝」「名樹散椿」「春の宵」の6点を3DCGで再現し、体験者が操作することで360度の好きな角度から見られるようにした、Flashアニメーション作品である。
見せたくないお金
見せたくないお金/久保田 あゆみ(武蔵野美術大学 造形学部 基礎デザイン学科)
日本にはお金を包む伝統的な作法がある。真っ白な紙を折り、水引を結び、袱紗に包む。しかし、世の中には「見せたくないお金」の包み方は存在しない。「見せたくないお金」とは、賄賂、八百長、裏口入学、手切れ、口止めなどに使われるお金である。私はあえてその曖昧でうやむやにされるお金の包み方を提示してみた。そうすることで、社会の背後に存在するお金の世界を感じてもらえたらと思う。
hippa-letter
hippa-letter/鍋田 晃子(広島市立大学 芸術学部 デザイン工芸学科)
想いを届ける贈り物としての手紙を制作しました。手紙についているヒモを引っぱるとふわりと膨らみ、その姿が一輪の花のような立体になります。手紙と同時に花を贈られたような感覚になるものです。また、もらった後すぐにしまい込むものではなく、身近な存在として目のつく場所に飾れるものにしたいという思いから作りました。普段の手紙とは少し違う、大切な人へ気持ちを伝えるものとして使ってほしいです。
可愛威
可愛威/案浦 芙美(金沢美術工芸大学 美術工芸学部 デザイン科)
女の子が毎日一回は反射的に発してしまう「カワイイ」という言葉。カワイイは自分の感覚にあったもの、好きなもの、全てに向けられる一番ポジティブな言葉だと私は思います。そんな目に見えないカワイイのパワーを、「女の子のカワイイのシンボルであるリボン」×「女の子のお洒落のように、各々の美意識が込められた服である甲冑の形」で具現化して伝えたいと思いました。各々の心を動かす「カワイイ」と思うモノ、感覚を大切にしてほしいです。
うみのエフィ
うみのエフィ/栗原 綾子(東京藝術大学 美術学部 デザイン科)
誰もが小さい頃に夢中になったことのある絵本。夜、眠る前に親に読み聞かせてもらったとか、友達と一緒に図書室でウォーリーを探したなんて思い出をもっている人も多いのではないかと思います。紙に印刷という昔ながらのメディアである絵本は、長く人々に愛されていて、身近な存在です。その絵本について、伝えたい内容や世界観をもっと楽しく演出する方法があるのではないかと考え、新しい絵本のかたちを作りました。
スマカラ!
スマカラ!/久川 尚太(京都工芸繊維大学大学院 工芸科学研究科 デザイン科学専攻)
スマートフォンと連携したカラオケのサービスデザインの提案です。カラオケ事業を展開する企業がスマートフォンと連携するプラットフォームを開発し、楽曲の提供の他に、サードパーティがカラオケで利用出来る機能を開発出来る環境を提供することでカラオケサービスのUXの新たな可能性を見い出せると考えました。
Sunset in Between Letters
Sunset in Between Letters/小瀬古 智之(武蔵野美術大学大学院 造形研究科)
「拡大した細部に夕景を感じるタイプフェイス」
細部に夕景のシルエットを宿した文字を大文字、小文字、数字、約物と全70体制作しました。一見すると普通の書体ですが、拡大するとその表情が夕景のシルエットに変化します。各文字の細部を覗くと、それぞれの夕暮れ時のドラマがそこに存在します。夕景と文字の形の共通要素をヴィジュアルコミュニケーションを通して提示することが本作品の目的です。
MindMover
MindMover/尹 俊釋(多摩美術大学 美術学部 情報デザイン学科)
入力して貰った好きな言葉が検索キーワードになり、Twitterから最新の結果を持ってくる。画面に向けて手を出すとKINECTで感知し、手のひらの上に持ってきた文章が出るインタレーション作品。最近のWEBでは自分の状況や感情を書いている人が多い。よって、ネット上には人の心が溢れていると思った。人の心は日々変わるモノ、動くモノだと考え、心を動かせる作品を制作した。
Asobi
Asobi/刈谷 康時(武蔵野美術大学 造形学部 空間演出デザイン学科)
コンセプトを『design of ‘if’』とし、ねらいを『視覚と聴覚より感想を設計する空間演出』とした。具体的には、慣性の法則の実験で使う衝突球の鉄球を電球に代えた『衝突電球』をつくり、11個の電球が光りのリレーを行うようにプログラミングした。本来見えるはずのない、エネルギーの移動を視覚化し、印象的な演出を試みた。また衝突の際に生じるはずの‘カチン’という音を再現した。
未来昆虫記
未来昆虫記/永尾 牧子(武蔵野美術大学 造形学部 デザイン情報学科)
私が毎日歩く東京の路上には、多くのゴミが落ちています。そんな多くのゴミが落ちている現状に少し目を向け、見直すきっかけになればよいと思い「未来昆虫記」を制作しました。この作品は、昆虫たちがこのゴミの多い東京の環境で、どんな進化や擬態を遂げ変化するのかを想像し、制作した立体作品です。実際に見て感じていただき、この虫たちが暮らす未来がどんな世界になっているかを見る人に想像してもらいたいと思い制作しました。
Japamystic 日本文化の不思議
Japamystic 日本文化の不思議/大和 明子(武蔵野美術大学 造形学部通信教育課程 デザイン情報学科)
映像作品です。自らの体験・周辺環境から気付いた「西洋を模して日本人の特性に合わせて作り上げたものに見られる独自性」を紹介したインフォグラフィックスムービーです。数あるその独自性の中には、形だけを真似した空虚なものもが存在することも事実で、それを当たり前と思っている私達日本人に警鐘を鳴らす目的で作りました。インターネットの動画投稿サイトへ公開し、私達が私達の文化について考えるきっかけを促したいです。
hands style
hands style/末永 大地(名古屋学芸大学 メディア造形学部 デザイン学科)
現代まで技術や文化の広がりにより様々な形のモノが生まれ、手はそれらを使用するのに、より自由な動きができるよう進化してきた。そして、手の自由な動きにより、モノにも様々な形の展開を生み出した。複雑で繊細な動きを可能とした私たちの手は、アフォーダンスされた多くの形に即座に対応して接触する。そんな第二の脳とよばれる手の様々な動きを個別化した手で見せることで、日常にある無意識の発見やモノの形の面白さを表現した。
1秒間
1秒間/小島 功子(筑波大学大学院 人間総合科学研究科 芸術専攻)
「視点移動による造形表現の研究」をテーマに、鑑賞者の見る位置によって変化する作品を制作した。2点の木製ボックスの中にカッティングシートを貼ったアクリル板を入れ、中心からLEDで灯下。光で浮かび上がった文字が鑑賞位置によって変化する仕組みである。目的は、視点移動を効果的に利用したこの造形表現の発展性を示す事である。アート作品として制作したがショーウィンドウ等の商業デザインに活用される事も用途としている。
a pond
a pond/池田 あゆみ(多摩美術大学 美術学部 グラフィックデザイン学科)
「ヒトは大きな水たまり、ワタシは池。」ヒトは体の約60%が水分で出来ており、水なしでは4・5日で命を落としてしまうほど、ヒトにとって水はとても大切な存在です。そんな切っても切り離せない2つの関係をかけ合わせ、ヒトも大きな水たまりと捉えれば、池であると思いました。ヒトがどれだけ水にあふれた動物であるかということ、またヒトにとって水が大切な存在であることを表現します。
わたしのへや
わたしのへや/照屋 美優(武蔵野美術大学 造形学部 視覚伝達デザイン学科)
3年の春から1人暮らしをはじめた。
ごはんを作ったり、洗濯物を干したり、家具を移動したり…。
大きなマドからは、心地よい光と風。
居心地の良いこの部屋は、私にとってなくてはならない場所だ。
ここで考え、制作し、生活をする。その大切な場所を描いていきたいと思った。
Drifting in the mind
Drifting in the mind/奥村 拓弥(京都嵯峨芸術大学 芸術学部 メディアデザイン学科)
多くの人は、生活の中で常に“何か”を見ています。しかし、その“何か”とは、必ずしも認識の対象には成り得ていません。意識の下の触れるか触れないかのあたりで漂うように存在している“何か”には、新たなひらめきのきっかけとなる情報があるのではないでしょうか。この作品では、漂うイメージに触れる、消す、眺めるといった行為で、その“何か”に対峙することを試みました。
ことばの境目
ことばの境目/真崎 大輔(武蔵野美術大学 造形学部 視覚伝達デザイン学科)
本作品は、Twitterでつぶやかれる言葉の位置情報を日本地図にマッピングするwebシステムである。Twitterは2012年2月現在、日本国内だけでユーザー数は3000 万人を超えるといわれている情報サービスである。まさに今、日本人がどこでどんな言葉をつぶやいているか、どう変化しているのか。そのことばの境目を視覚化していく。web上でそのつぶやき地図を検索できるシステムを制作した。
人形アニメーションと砂絵の合成
人形アニメーションと砂絵の合成/三浦 義弘(京都工芸繊維大学 工芸科学部 造形工学課程)
個人制作のコマ撮りアニメは、カメラアングルの固定、セットの使い回しなどで、映像が単調になりがちである。そこで、人形をグリーンバックで撮影し、背景に砂絵を合成するという新たな手法で映像を制作した。大がかりな舞台を必要とすることなく、絶えず変化する砂絵が映像の単調化を防ぐことで、ストップモーションの欠点を補った。
foot(プラットホームにおける音情報の視覚化提案)
foot(プラットホームにおける音情報の視覚化提案)/内野 真仁(東洋大学 ライフデザイン学部 人間環境デザイン学科)
“foot”は、健常者だけでなく色覚障害や聴覚障害がある方や外国の方にも使える、ユニバーサルデザインの視点を取り入れた列車情報デザインの提案です。従来の電光掲示板の文字情報やアナウンス・発着メロディーなどの音声情報をより正確に伝達し、ホームの危険性を減らすことにより、利用者がより安全・快適に鉄道を利用できるよう考えました。
自然色彩集
自然色彩集/鈴木 陽香(武蔵野美術大学 造形学部 視覚伝達デザイン学科)
日本には色を表す言葉が多く存在するが、ほとんどが平安時代に生まれたもので、日本人独特の色彩観を表すには不足である。日本の色名の起源を辿ると、古代日本で使用された色名は染料・顔料による命名であったことに辿りつく。そこで私は自然そのものの色を染色によって定着させ、古代のように染料・顔料に基づいた色名に命名し直した。それを使用し色見本帖を百冊制作した。日本人の根幹にある色に対する豊かな感覚を感じてほしい。
Re:Sound Bottle
Re:Sound Bottle/藤原 惇(多摩美術大学 美術学部 情報デザイン学科 デザインコース)
録音した音声が音楽として再生されるボトル型の音楽メディア。データベース化された既存の音源を、形式的かつ無機的な行動の繰り返しによって管理・鑑賞する現代の音楽メディア。それらを扱う習慣に物足りなさを覚え、変化のある体験型音楽メディアを創りたいと考えた。日常の音声を音楽の構成要素に用いることで、普段何気なく耳にする音の無限の可能性や音楽の楽しさを再認識し、その時ならではの固有の音楽を体感してほしい。
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